oneichanmemo

住む食う寝るに、見る書くヲタク

道重さゆみバスツアー参加記録

もう一ヶ月が経ってしまうけど、今更でも、書く。長編で且つあんまり面白味のある話にはならなさそうなので、本当に興味のある人だけ読んでください、、、

 

バスツアー、おたくをやっているうちに何度か開催されたことはあるけれど、行きたいって思うことはあんまりなかった。いろんな理由はあるけれど、まあ集約するなら7万くらい払って知らないおたくと果物狩りしたくなかったということに尽きるかもしれない。推し被り敵視(死語かな)みたいなそういう感情を持ったことはないんだけど、うーん、まあとにかく興味がなかった。

じゃあなんで今回参加したかって言ったら、いろいろと条件が揃っていたことが大きい。いまの生活の環境もそうだし、さゆちゃんのおたくやってるのにフツーに現役のイベントでずっと待ってた六期のパフォーマンスとかされちゃうし、「これが最後かも」みたいな心積もりじゃなくて参加できるし、あとは相談したら「行かない理由がお金なら行った方がいいよ」と言ってもらえたことかもしれない。ありがたい。あと、声かけてくれたおたく友だちめっちゃありがたい。ひとりだったら絶対行かなかった。

 

まあそんなこんなで参加することになり、あんまり実感もなかったけど、一週間くらい前からふつふつとテンションが上がってきた。と同時に、送られてきた行程表の中にしっかりと「果物狩り」と書いてあることに絶望した。しかも12月に伊豆で果物狩りて、ぜったいこれもういちご狩りじゃん。わたしは何を隠そういちごが苦手だった。まあでもぜったいたくさん食べなきゃいけないわけでもないし、、、あと、さゆちゃんとツーショットを撮ることを思い出し慌てたりした。写真を撮ったことが今までなかった。

 

当日は東京駅近くに9時前集合だったのだけど、朝めちゃくちゃ早く起きた。おたくの朝は早いとはまさしくこれ、、とおたくらしい行動をしていることににやにやした。前日に自分で塗ったネイルも出来がよかった。おたく、こういうときに「生きてる」という喜びを感じる。死を思うときではないのに生を感じるのはしあわせなことだな、と毎回思う。おたくは単純である。おたくともだちと合流したときも、わたしはかなりテンションが上がっていたと思う。こういうの思い返すとめちゃくちゃ恥ずかしい。バスの添乗員さん、若い男の人だった。座席が前の方だったので、添乗員さんとわりとお話したのも、旅行のように感じた。いや、まあ旅行なんだけど。

噂に聞いていた車内映像のさゆちゃんもめちゃくちゃに可愛かった。「この番組とタイトルは、さゆチャンネルです!」と発表したときにはぶっ込んでくるなと思ったし、そのタイトルの説明を「家族からさゆちゃんって呼ばれる」みたいな説明をしているのも可愛かった。ハンドスピナーもらったり、しおりもらったりした。テンション上がった。

行程表はこんな感じ

1日目

 果物狩り

 バスツアーオープニングセレモニー

 2ショット撮影

 夕食

 グリーティング&フォトギャラリー

2日目

 動物ショー

 もの作り体験

 バーベキュー(昼食)

 トークイベント、ミニライブ

 

なんか長くなってきたのでここまで。

次回はとうとういちご狩りに参加します。

 

2017年の話(私立恵比寿中学の話)

アイドルオタクを始めてから、たぶんもう8年くらいになると思う。しかしながら、記憶力がないため(もしくは自分が本当は薄情なせいで)、覚えている公演って数少ない。今までも現場の後は「こんな公演二度とない…」とか思うんだけど、結構直ぐに忘れてる。

でも、去年は印象的な現場がとても多く、珍しくしっかりと記憶がある。そのうちの、最も覚えている公演が、私立恵比寿中学 IDOL march HALLTOUR 2017~今、君とここにいる~の千秋楽だ。

 

https://amp.natalie.mu/music/news/241243

 

今更わたしが語ることでもないので、その公演の記事を貼った。2016年のクリスマス学芸会からこのツアーの日程は決まっていて、そのときわたしは「千秋楽りななん誕生日じゃーん」なんてへらへらしていたのだ。そして、その発表より少し経って、ーーーほんとうに、少しだけの時間が過ぎただけの頃に、松野さんが急逝してしまった。

そのときは、春ツアーやるんだろうか、それどころじゃないんじゃ、なんて思っていた。でも、春ツアーはしっかりと行われて千秋楽、つまりはりななん誕生日公演を迎えた。

 

この日の公演は、本当に一生忘れないと思う。

他の公演ではメンバーカラーだった銀テがりななんの青だった。フレフレサイリウムでメンバーの持つサイリウムは青だった。サドンデスの台詞はみんながりななんの言葉をしゃべった。間違いなく、りななんの誕生日公演だった。みんなでりななんのことを思った。

しかし、わたしは公演が終わりになるにつれ、切なくてたまらなくなってしまった。当たり前にそこにりななんの存在があり、それを確かめ合うような公演に思えた。少し前までは、確かめ合う必要もないほどに近くにいたのに。切ない、それに尽きた。

 

この日の公演は絶対に忘れないと書いたけれど、一番印象に残っているのは、「君のままで」の安本さんだ。この日のこの曲の安本さんはすごかった。気迫とかオーラとかそういう類の言葉になるのだろうけど、わたしは泣きたくてどうしようもなくなった。纏う空気にもの悲しさを感じてしまった。決して安野さんが悲壮感を滲み出していたわけではない。歌に感情をぶつける安本さんが、切なかったのだ。

 

その「君のままで」は、インパクトが強すぎて、変な話だけど、悲しい思い出になってしまっていた。もともと、エビ中のみんなは器用な子ばかりでないと勝手に思っているけど、安本さんはその筆頭だった。あのエネルギー、わたしは今度安本さんを直視出来るのかな、なんて思ったりもした。

そのあと、秋ツアーとぁぃぁぃラストの武道館に足を運んだ。その時には、わたしは素直にメンバーを見ることが出来て、公演もほんとうに楽しむことが出来た。あの公演は夢だったのでは、自分の気持ちが高ぶりすぎていたのでは、なんて思ったりもした。

 

この前、その春ツアー千秋楽の映像を見た。

ツアー舞台裏ドキュメンタリーとセットになっていたのだけど、裏側を見てから映像を見て、またしてもたまらなくなってしまった。そして、「君のままで」も見返した。やっぱり、ちょっととんでもない公演だったな、と改めて思った。自分の気持ちがある程度整理された上でも、とんでもなかった。

そして、改めて、勇気をもらった。

自分を諦めたくないな、と思うようになった。

 

望んでいた道ではないし、どんな風に自分たちが思われてしまうのか、自分たちはどうするのか、なんてことに突然向き合うようになった彼女たちの気持ちなんて、おたくが推察するようなことじゃないってわかってる。物語にしてしまうことではなくて、単純に事実だけがそこにある。こんなかたちで、彼女たちから勇気をもらってしまったこと、それももしかしたら不本意なのでは、なんて、、

でも、エビ中を好きになって良かったって思うし、ステージにいてくれてありがとうって思う。これからもライブに行きたいって思う。8年経っても、こうやって勇気をもらえることがある。簡単に諦めちゃいけないことがある。それがプライドってものでしょう。

そんなシンプルなことを教えてくれてありがとうって、彼女たちにお礼が言いたい2018年です。

 

 

ハロプロ研修生発表会201712@ZeppTOKYO

殴り書きと備忘録

・Ambitious!野心的でいいじゃん

ハロプロでいちばんブチ上がるイントロ(わたし調べ)。一岡さんの登場は最後の最後だった。これはどうしたってフリコピしたい。この選曲がハロコン感を強めてた。

タチアガール

前列が前田、一岡、堀江の並びだったはず。そこにぐっと来たな(ロマモー)。

・アレコレしたい

サビの手をたたくところ、一岡・小野琴、一岡・いちたんだったのめちゃくちゃ可愛すぎて脳みそ溶けるかと思った。もう片方のグループは井上ひかるちゃん・きららだったのが良きでした。

低温火傷

坂道っぽい曲だな~と思ったけど歌詞がハロプロっぽかった。雨子先生なんですね。スノーボード行くらしい、男の子って身軽、みたいな歌詞、そこはかとなくハロプロっぽい。あとおたくが楽しそう。

・モンキーダンス

真顔のきしもんと堀江きーちゃん、サイコーじゃない?!?!?!ていうかこの曲は人選も歌割りもサイコーだった!!!! でも、この曲なんでだかたぐれなの印象があって、なんか切なくなってしまった。どこかでこぶしやってたっけ?

・夢15

前田こころさんがエースだった。小野琴、苦手なところもらってるな~って思った。苦しそうだったけど、でも、ダンスめちゃくちゃよかったよ。。。

・えがぬー

山崎ゆは、西田の組み合わせは互いにないものを補ってる感じがあってとにかく強い。この曲は、きららと井上ひかるちゃんのリズムの取り方がめちゃくちゃ上手かった。きらら、身体が出来上がってはいないんだけど、リズムというかダンスのアクセントの付け方が他の子たちと比べてものすごく良かったな。あと、個人的には野口胡桃てゃんのソロパートがめっちゃ好き。

・友情純情

いや~~ハロコンみが強いですね!!!! この時だけはファミ席から一般に飛び込みたかった。小野琴の「最初から出来るより楽しいことでしょ」のパート、とても感動したし、「だよね!!!!」って思った。小野琴の魅力、文章化が難しいんだけど、自分からぐいぐい行ける子と見いだしてもらうタイプだとしたら小野琴は後者で、でもそれって優劣じゃないんだよって言いたい。小野琴の努力、みんな見てるから…!!

・まっさら

みいみ!!!!!!!!!みいみはほんとに歌ってるときに輝くな!!!!!!

にしても、やっぱりももひめもここに入れてほしいな。

・モーコー

どっちの組み合わせもよかったな~~

・ジャストラ、サンライズ、もっとずっと

ジャストラめちゃくちゃ久々に聴いたナ。にしても、今回のつばきの衣装、赤い方ちょっとお色気がすごくなかったか…?

・キスミー

予感はしてたけど一岡さんが舞ちゃんパートでしたネ。キスミーに野口さんが入ってるのぐっと来たなあ~~

・リズムが呼んでいるぞ

この曲めっちゃ良い曲じゃん?!?! カントリー行かないからぜんぜん聴いたことなかった。

・青春ビート

始まったばかりです青春、と笑顔で歌う堀江さんだいすき。

・おへそ

久々に聴いた。りんちゃんで始まりきららで終わる時代。

・目立ってDoDance

なつめちゃんが9時に帰るっていうなら仕方ないな。

・Goal

良い曲だけど、どんな心積もりで聴いたらいいのかよくわかんなくなってしまった。研修生発表会の難しくて切ないところ。わたしも心をまだ残してしまうんだな、と思った。軽率なおたくでありたい。

 

たぶん追記しますがひとまずこの辺で。

夢見るテレビジョン

おれはぁ、結局ゥ、アンジュルムがだいすきなんだよォ……

夢見るテレビジョン観てきました。率直に言うとサイコーでした。でも、ちょっとさみしくもありました。

※ネタバレあります。

 

 

・ストーリーが普通にとても良かったですね。無理なく話が進んで、主人公が成長して、当て書きがばっちりハマってて、パーツが全部揃ってて、最終的には悪者がいないハッピーエンド。わたしはハロー系の舞台でいちばん好きなのは1974なんですけど、ちょっとそれに近い勢いを感じました。まっすぐな主人公と、きらきらした仲間たちと、ちょっと毒のある大人。

わたしが良いなあって思ったのは、屋上で主人公と仲間たちが歌い出すところ。ララランドの最初みたいな爽やかさがあった。あと、病室で、女の敵は、と自分を潰したのは女上司だったってところ。なんだかんだアイドルの舞台だし、結局あやちょだし、悪くないんでしょってヲタク(わたし)はどこかで思ってたと思う。それが、あのシーンで急に話が締まったように感じた。唐突に感じるからこそ、脳みそが「えっえっえっ~~~」ってなって良かった。唐突さがあるから、急にあいつめっちゃ嫌なやつじゃん…ってなるし、その後主人公の未熟なところも一生懸命さが際立つなって思った。

 

・カミコすごいな。ほんっとにすごい。めちゃくちゃ努力家。さしすせそが苦手なのか、そこだけ気になったけど、そりゃあんだけしゃべって歌ってりゃあなあ、と思った。

でもねえ、カミコがすごいのはねえ、可愛いってことなんですよお。ずっと可愛かった。他の子たちは強い強いキャラを持ってる役だったけど、懸命に頑張る主人公って、もうそれをやり尽くすしかないじゃないですか。それがちゃんと出来てたのって、もうほんとすごいと思う。歌も上手い。

 

・次点でめちゃくちゃ誉めたいのは、もう川村ちゃんなんですけどね。あの髪型、立ち振る舞い、もう若手ジャニーズじゃねえかってくらいかっこよかったし、可愛かったし、なによりしっかりと役割を果たしてて、ずーっと「みちる、頑張れ!」って気持ちになってた。だからこそ、「ここでデビューするんだよ!!!」って言われて歌うみちるの姿を見たら、「みちる、良かったねえええええ」ってなってしまった。キラッキラしてたなあ。

 

・その次はりかむろ。前回はリカコが女役で、むろが男役だったけど、今回は逆。いや、この二人めちゃくちゃかっこよかった。この二人が動くだけでめちゃくちゃ笑えた。そして、主人公の成長やストーリーに寄り添っていて、とても良かったです。

 寂しいなって思った一つの要素は、ここにまほちゃんがいたらなって、思ってしまったことです。三期はめちゃくちゃすごいけど、三人の三期はもっとすごいんだよ……

 

・二期、特にタケちゃんはあまり出番がなくて、ちょっと寂しかった。それでもソロパートになるとサラッと歌うのにめちゃくちゃ上手くて、ああ、タケちゃん、君こそうちのエースッ……って思った。本人が舞台仕事をどう捉えているのかわからないからあれだけど、タケちゃんの歌唱スキルはもっともっと活用されてほしい。

 

・あやちょ。あやちょのパワフルさ、びっくりした。さみしさすら感じた。特に、今回のストーリーがどんどん変わりゆく世代の話のように見えて、なんというか……

女を捨てた、とか言われて、その後に女のままで輝く後輩がいたら、フツーに嫉妬するよな。そういう池神と青梅、ナウシカクシャナとクロトワでは…?(二次創作ください)

あやちょは清廉潔白な人だから、すごいがんばったんだろうなあと思います。

 

・高瀬、衣装けしからんくないですか??? めっちゃよかった。

・まあさとなっきい、めちゃくちゃ馴染んでた。なっきいやっぱり演技が上手いよね。ほんとうに疲れたおばさんに見えたもん。

・ステージのテレビが、最後のドタバタで上手く活用されてるの、すごいよかった。

 

 

・導入部分のアンジュルムがばーって並ぶところ、「わたしアンジュルムめっちゃ好きだな…」って思わされた。むすぅも川村ちゃんも含めてアンジュルムなんだなーって素直に思えたし、このグループのこと、すごくすごく好きだなって思った。やっぱり中野行きたいけど、チケットがないのは自分が悪いので、仕事します。

 

いま、仕事のことですごくすごく悩んでいるので、こういう舞台見ちゃうと、わたしも、夢を持って仕事したいな、なんてしんみりしちゃいました。真面目にまっとうに頑張ります。僕から以上。

嘘がない人

勝田さんの好きなところに、嘘がない人って言うのがあるんですけども、まあそれは今回の主題とあんまり関係ないのであれなんですが、嘘がないってなんなんだよって思うんですよね、自分でもたまに。アイドルだろうがなんだろうが、目の前の人に嘘があるかどうかなんて、本当に見抜けるわけがないでしょうって。でも、やっぱり自分は「あ、この子は嘘がないんだな」っていう、自分の直感めいたものと、目の前の人のことを信じたいなっていうかなんていうか。

それとはまた別のことで、見ていると元気をもらえるっていう、そういう魅力を好ましく思えるようになったのは、ここ1年くらいなんですよネ。自分の価値観がどんどん変わっていくことにびっくりするんですが、すごくシンプルに「あ~見ていると元気が出るな」って思えるの、すごく楽しい。ていうか本来アイドルを好きになるのはそういう理由だったのでは? と、今までの自分が間違っていたな、とすら思う。

堀江葵月ちゃんのこと、すごく好きになったのもこの1年の話で、「あ~きぃちゃん可愛い~元気もらえる~好き~」なんて、こんなひねくれたわたしでも、こんな普通にアイドルを好きになれるんだ、とびっくりしたりもした。堀江葵月ちゃんも、目の前のことが総てって思いたいアイドルだし、その爽やかさと可愛さに、なんかもうメロメロなわけですね。

そして、こぶしファクトリーを好きになったのもこの1年の話、だと思う。そもそもわたしのような、現場に数回足を運んだくらいで「好き」なんて表明するのもおこがましい気がするし、わたしはこぶし組とは言えねえなアと常日頃思ってます。疎外感とかじゃなくて、そうやって縛られるに値しないなあ、みたいな。わたし、そもそも握手がめちゃくちゃ苦手で、その上苦手なくせに上手くしゃべれないとへこむんですよ、一丁前に。でも、藤井梨央ちゃんって、本当に優しいなって握手の時、思うんですよ。しっかり目を見てくれる子だなあと思う。そしてすごく真面目というか、その分怖がりというか、いろんなことが見えているというか…なんていうか、とても応援したくなる子なんですよねこれまた。

研修生が全員デビュー出来てる世界、甘過ぎてそんなのないんだろうなってわかってるんだけど、やっぱりデビューしてほしくて…でも、いまやっぱりデビューした子の卒業だって、すごくさみしくて。ヲタクは、アイドルがアイドルを辞めることを引き止めたり出来ないし、その選択が間違いだなんてことも言えない。むしろ、その子の選択はぜんぶ正解なんだって言いたい。それすらも応援したい。でも、応援できるところにはいなくなってしまうんだよなあって。

べつに、自分が思ってるさみしさが間違いとも思わないけど、なんか中途半端だなあって思っちゃう。

嘘がない人なんて、ほんとのほんとはいないんだろうなって思うんだけど、でも、きぃちゃんもりおちゃんも、わたしは嘘がない子だなってずっとずっと思ってるし、そういう子が報われる世界であってほしいと思います。そして、報われるということが、アイドルでないとしても嬉しいんだけど、やっぱりアイドルで報われてほしいって、一番最初に思いました。今はそれしか言えないです。

推しのデビューが決まった

一晩経ったんだけど、なんかもう、こんなことってあるんですね……っていう気持ちでいっぱいですね……

 

 

昨日のことを書く。

研修生実力診断テストに行ってきましたチケット先行が外れにはずれ、当日券があると知って急いで家から出た。当たる、当てる、でも当たらなかったらどうしよう…と緊張していると、新宿のホームでおばあちゃんに話しかけられた。

「ここに来る電車は大久保に止まりますか?」

「えっ、ちょっ、ごめんなさい、あんまり来ないからわからない…すぐ調べますね…アッ止まります」

すぐ隣の駅だった。田舎ものでごめんなさい…と思いつつ、「あ、これで一善したな。もしかしたらこれで当日券当たるかもしれない」もぼんやり思った。そしたら当たった。良いことはするものだな…大久保おばあちゃん(仮名)ありがとう、とヘラヘラ考えていた。

 

研修生実力診断テスト、クオリティがものすごく高かった。音を極端に外す子や、まあ研修生だから…みたいな許容のされ方をするような、そういうことがなかった。確かに歌が一本調子ですね、とかそういう感じ。

新人や北海道研修生のことはよくわからないけど、ものすごく安定して上手かった。でも、わたしはやっぱり思い入れのある中堅~ベテランの子たちが……小野琴、ほんっとーに良かった。赤い日記帳をしっかりと歌う姿、はだけた服を歌い終わったらすぐさま直す姿、しっかりと受け答え出来てて…いやあ、小野琴良かったよ……こころちゃんも抜群にかっこよかった。西田、西田もほんとうに良かった…ひかるんの歌声、ものすごく綺麗だった。最初ひかるんの脚が震えていて、すごく緊張しているんだなって感じた。緊張してない状態で、あの曲をもう一度聴きたい。きぃちゃんも、すごく歌が上手かった。これに挑戦する道っていうのは前回かえでぃが切り開いたことかもしれないけど、リズムと声量と、なによりもきぃちゃんの情感がすごかった。

一岡伶奈ちゃんの順番が近づくにつれ、見てるだけのわたしがものすごく緊張してしまつた。祈るような気持ちだった。

いっちゃんが登場して、「独り占めしたかっただけなのに」と歌い出した時、その一音から、いっちゃん、やっぱりぐっと伸びたなあと思った。歌もダンスも説得力があった。表情もかっこよくて…語彙が足らなくて申し訳ないけど、ネガポジ以降のいっちゃんは全然違うんだよね。歌にそれがとても出てる。

 

発表の時には、わたしは「いっちゃんが伸びてたことは明確だし、賞に選ばれなかったとしても、わたしはいっちゃんが好きだな」と思っていた。でも、一人名前が呼ばれるたび、いっちゃんが自分のつま先を眺めるように頭を垂れるさまが、見ていて本当に苦しくて…きっと、いつもなら立ち位置を詰めたり出来る子なんだろうけど、そこまでまわらないんだろうなっていう……その後いろいろ発表されたけど、井上ひかるちゃんがリーダーと発表されたくらいで「ここで言う必要ある?」と腸が煮えくりかえった。

そしたら、デビュー確定、なんて言葉が出て来て……わたしも号泣した。今でも信じられない。まあ、まだなにも決まってないからだけど、単純に嬉しくて、ふわふわしてる。

 

いっちゃんがベストなパフォーマンスをした舞台で、あの発表があったことがうれしいな。とても素直に喜ぶことが出来る。年功序列ではないよって思う。そして、もういっちゃんは「可哀想」ではない…って思える。わたしはいっちゃんが可哀想だねっていうのがほんとーに許せなくて。他の子はデビューが決まるのに、いっちゃんはなかなかね、なんて言葉を目にすると、「いっちゃんが可哀想だね」って読めてしまう。ぜんぜんそんなことない。何かに選ばれなかったことは全然可哀想なことじゃない。

そして、デビューが決まるって言うのは、ものすごいことだなって昨日考えるだけ考えた。ブログが出来たら、コメントが出来る。ハロショ一岡伶奈の写真が並んで、握手もあって、ハロコン初日のレポを必死に探さなくてもいい。ハロコンシャッフルにいっちゃんが加わって、みんなで夏LOVEロマンスを歌うんだ。MFTが売られ、メンバーカラーが決まって、いっちゃんが必ずいるライブに行くことが出来る。CD音源には必ずいっちゃんの声が入る。性能の良いイヤフォンやらヘッドフォンやらで、ユニゾンの中のいっちゃんの声を探す。デビューって、そういうことなんだ……

ノースリーブの衣装で寒いね。を歌ってた頃から、もう五年も経ってるのかって驚くけど、そしてわたしが応援をしっかり始めてからなんて、ぜんぜん短い時間だけど、こんなに嬉しいことが待ってたんだ……とふわふわしている。いっちゃんが頑張り続けてくれたおかげだ……

 

どんな形になるかわからないけど、すごく大きな楽しみが出来たことに、浮かれたままこのGWを過ごします。みんなも、人に道を聞かれたら調べてでも教えてあげるといいよ、当日券が当たって、推しのデビューが決まります。

僕から以上。

 


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一岡伶奈ちゃん、デビュー確定おめでとう!!!!!!!大好き!!!!!!!!

お米とTシャツを買ったひなフェス

好きな人のことになると人格変わるってのは、別人格が現れるんじゃなくて、自分でも知らなかった自分が暴かれるっていうだけなんじゃないかって、この1週間考えてたんですね。アイドルの話なんですけど。

 

 

ひなフェス、ももちプレミアムに参加してきました。昼11時から開演?とかだったんだけど、いやもう神奈川の田舎に住んでるわたしにはつらかった。優先券とかチラッと考えたりもしたけど無謀だった。そもそも、本格的なライブが今年に入って初だったから、すっごくそわそわしてしまった。

 

ライブ、やっぱりいいですね。Buono!に疎いわたしでも、やっぱりすごい楽しかった。というか、1曲目の薔薇色でもう頭のねじが、とんでっちゃう!って感じ。ドカーン。あと、まさかのおへそだったし(一尺玉期待してたけど、そういえば春だった)、一岡さんと堀江さんのソロあったし、なんかもう楽しかったな~と、ヘラヘラして終えました。勝田さんもすっごく笑顔だった。呪縛で沈む。俺と!まいまい!二人だけで! 会場から出るときに某ジューサーがいたので、いや地団駄良くない?と話しました。

 

ヘラヘラしてたら、手売りが始まってて。すぐ近くのブースで闇の住人とアジを釣って喜ぶ女性がもつ煮を売ってたんで並んだ。売場の人が「LoVendoЯのおかまりんさんが~!」って呼び込みしてたのに対しておかまりが「あっ、いや、おか・まりんです…二人でおかまりんっていうのでやってて…」って訂正してたのがツボすぎて笑ったりした。そうしてヘラヘラもつ煮を持って喜ぶ女性に成り下がったわたしがヲタク友だちのところに戻ると、

 

「ねえ!!!いっちゃんがTシャツ売ってるよ!!」

 

 

理性よりも先に財布が出るってこういうことなんですね。直ぐに並んだけど、係員さんが「そろそろ時間かな…」って呟いて焦った。そうしたら、奇跡的に、「はーい、じゃああと三人!」の三人目だった。まじか。

いっちゃんときーちゃんから、Tシャツを買った。

いやもう、これすごい、なんかもう、会話したんですよ、二人と。この大接触時代、いまだにアイドルと会話することに慣れなくて、全然会話したことなかったんだけど、会話だった。わたしの話が相手に通じて、相手がそれに答えてくれたわけ。しかも、一岡さんと堀江さんに。すごくない????

なにより嬉しかったのが、「ふたりのことが本当に大好きで、ずっと応援してるからね」って、伝えられたこと。ふたりとも、わたしの目を見て、頷いてくれて、返事をしてくれたこと。

ヲタク友だちのところに戻ったときには、全身の力が抜けて、泣いてしまった。まさか泣くとは。この大接触時代に、アイドルと会話して泣く女になっていた。えぐみ…。でも、友だちが本当にやさしくて、なんかもう、もうな……

そんな感じでふわふわしていたら、LINEの通知が届いた。

 

「いっちゃんがお米売ってます!!」

 

気付いたら2kgの米を買っていた。その時も会話する時間はたくさんあったんだけど、いっちゃんときーちゃんに、「アッ」って顔をされて、恥ずかしすぎて、ありがとうございます…と言い残してすぐさま立ち去ってしまった。好きすぎる…と思った。

 

わたしにまだこの熱量、残ってたんだなって後から思った。なんかもう、理性を超えて体が動くことなんて、ないのかなって思ってた。好きっていう事実に、またしても驚いた。ハロプロを好きなことが日常の一部になりすぎていて、惰性でもないけど、当たり前のようにライブや握手に行ってたような感じすらあった、気がする。体が勝手に動く感じ、しかもそれが新鮮な感じ、判断能力が失われたわけじゃなくて、選択肢がそれしかない感じ? どんな言葉にしても違うような、あっているような。でも、あ、わたしヲタクやってる……生きてる……って思った。好きという力が脳みそから手から足からすべてを動かした感じ?

 

この話を会社の人にしたら、「一岡さんのととになると人格が変わるよね」と言われた。たぶん人格変わってる。でも、たぶん、暴かれただけな気もしてる。

道重さんも舞ちゃんも勝田さんも二階堂くんも岸くんも、出会う前と今じゃ、わたしはたぶん全然ちがう。それって、変えられたんじゃなくて、変わったんでもなくて、気付いただけなのかもな? こういうこともあるんだ、知らなかったって、思ったのかな? でも、こういうことは、その時には気付かなくって、あとから、「そういえばあの時は本能が理性を超えていたのかもしれない」って考えるのかも。その時には絶対気付けない。

 

いっちゃんだいすきだなあ。

この気持ちで、もう少し、ふわふわとしています。

 

 

あと、もうほんと今回のことで、ヲタク友だちのこと好きだなって思った……いっちゃんを好きなわたしを認めてくれてて、いっちゃんを見たときに、わたしのことを思い出してくれる友だちがいるって、なんて幸せなことなんだろうって思った。これからもどうぞよろしくおねがいします……

あと、写真撮る人と米を買う人は分けてほしい。米買う列探すの、ほんとうに大変だった。ひとりでも多くの人が、推しから米を買えますように。僕から以上。