副題 VSいちご狩り
そもそもの話なんですけど、いちごって、なんかこう可愛い果物のイメージですよね。でも、なんでなんでしょうね。小さいから? 赤いから? いちごを好きって人がいたら、なんかよくわかんないけど「カワイイ~~」ってなる。わたしの育ってきた生活環境がばれてしまうことは重々承知ですが、なんか今までそんなにいちごって美味しかった思い出がなく、、むしろなんか苦手なままだった。
まあ要するにに苦手なんですよ。推しは大抵みんないちごが好きなんですけど、、、まあ揃いも揃って推しの子たちみんな可愛いんですけどね!ガハハ!!
話がめちゃくちゃずれた。まあ、バスツアー最初のイベントはいちご狩りでした。バス内ではさゆがいるとは明言されず、むしろちょっと隠してる感でしたが、まあみんな会えるってわかってるのでそわそわしていた。
バスからいちご狩りのハウスが見えて、バス内の誰かが「さわごろがいるぞ」って言った。さ、さ、さ、さわごろ?!?! なんたってわたしはさわごろと啓太のFSKを持っているくらいには上々軍団が好きなので高まった。
そして降りてハウスに移動したら、入り口のところにさゆちゃんがいた。
めちゃくちゃめちゃくちゃ可愛かった。白いコートを着てて、髪の毛はおろしていたと思う。髪型ぜんぶ控えておけば良かった。ハウスの入り口でホッカイロを配ってくれた。ひとこと声をかけられる余裕があったのだけど、可愛すぎて何を言ったのかまったく覚えてない、、あ、ハウス入ったらさわごろが練乳くれました。
ハウスは号車ごとに決められていて、わたしたちは座席の並びでたまたまハウスの入り口側に近かったがゆえに、さゆちゃんがハウスをまわってくるときに、め、目の前にさゆちゃんがいた、、可愛すぎて、現実感がなかった。寒いと思ってホッカイロ用意したのにそんなに寒くないですね、って言っちゃうさゆちゃんがさゆちゃんだった。
さゆちゃんが去った後にいちごを、まあ一つくらい食べてみるかァと食べた。
えっ、美味しい?!?!?!!!??
嘘みたいな話なんだけど、すごい美味しかった。え?嘘だろ?って思ったけど、ほんとうに美味しかった。あれですね、わたしが今まで食べてたいちごってたぶんこれとはちがうやつですね。おたく友だちも「あんなに嫌いって言ってたのにめっちゃ食べるじゃん」みたいに言ってた。いやほんとにいちご苦手だったんだって、、このあと正直めっちゃいちご食べた。
そしてたらふくいちごを食べ終わった頃、それぞれのハウスで挨拶したさゆちゃんがまたハウスをまわって来てくれた。それぞれのハウスで少しだけ食べるみたい。こ、これがほんとうにわたしの目の前でさゆちゃんがしゃがんで、いちごを食べるのだ。しゃがんでまるまった背中がかわいかった。いやもうなんでもかわいいんじゃねーか。
そして、もう気持ちがハイだったのに、さゆちゃんの背中を見ながら「いちご取るのうまーい」なんていう、とんでもなくてきとうなことを言ったら、「えっ、ほんと?」ってさゆちゃんがお返事をしてくれた。ふつうにカンバセーションしてしまった。ふだん握手でなんもしゃべれないのに、テンションが高いってのは、ほんとうにどうにかなってしまうものなのだ。
そしてハウスからバスに向かうおたくたちを再度さゆちゃんがお見送りしてくれる。もう何を言ったかは覚えてない。バスツアー、当たり前の話だけど、当たり前にさゆちゃんが目の前にいるイベントなのだとここで実感した。なにせウブなものなので。
この日、本当に風が強くて、ハウスのおばちゃんたちが「美人さんが来たから風も驚いちゃったんだねえ」と言っていた。
風すらも驚く美人と過ごすバスツアー、次回に続く。