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oneichanmemo

住む食う寝るに、見る書くヲタク

【過去ブログから】スマイルチャージ熊谷

既に一週間も経ってしまったので、語ることなどないような気もするが、自分のヲタ活ターニングポイントになるライブだったので、書く。

 

話は昨年のスマイルチャージ秋日程発表に遡る。関東平日のみ。地方の方々からは関東ローカルアイドルかよ地方のヲタはどうでもいいのかよ、との声も聞こえたが、なにぶん関東に住んでいようが仕事があれば行けるわけもない。突然休めるような偉い身分でもない。諦念だった。

 

私情だが、わたしはあまりお給料を稼いでいない。自分の仕事を考えれば身の丈にはあってるかもしれないが、額面としてあまり貰っていない。個別、チェキ、お絵かきなど、行きたくてもそんなに裕福な生活はできないし、なにより生活を切り詰めて必死になるほどアイドルに熱量がないのも事実だった。

 

そんなわたしでも、スマイレージの単独ツアーにはどうしても行きたかった。単純に、スマイレージのライブが楽しいからである。勝田里奈さんという好きな人がいるというのももちろんだけど、あの六人がつくるライブが好きだからである。

 

熊谷のチケットも最初は落選してしまっていた。偶然にも振休が熊谷に被っていたので、どうしても行きたかった。

そうしたところ、知り合いの方から一枚譲っていただけることとなった。ヲタ友がキープしてくれたおかげである。愛してる。

 

狭いライブハウス、尚且つステージが低い会場だった。それでもやはり初日。ヲタがウキウキとしているのは感じ取れた

。身長が低いわたしは、とてもメンバーなど見れそうもなかった。女限もあったそうだが、わたしが入場した時にはいったいどこがどう女限なのかすらわからなかった。

 

だけれども、わたしはようやくスマイレージの単独ライブに来れたことにワクワクしていた。

 

もちろん開始して、メンバーのことはまったく見えなかった。MC中に奇跡的にも勝田さんと竹内さんのお顔が見れた。可愛すぎる。天使か。

 

ライブはどんどんと進んでいく。正直なところ、衣装すらも見えなかったので衣装変えがあったのかもすらわからない。ダンスも到底見ることはできなかったが、彼女たちの歌声をその場で聴けたことに喜びと充実を感じた。渇望していたのだなと思った。特に「私の心」という楽曲のときには、10代という貴重な時間にしか出せない魅力がぎゅっと詰まっていて感動した。この子たちが大切なときにアイドルを選んでくれていることに感謝した。

 

学生の頃は暇と自由にできるお金がありハローにのめり込んでいた初期段階だった。熱量はその頃の方があったと思う。けれども、今はひとつひとつの現場に対して、充足感と深い感動を覚える。また、彼女たちが思う「ファンの方々」の構成要素になれていることに対して喜びを感じる。

きっと、わたしが学生の頃だったら、認知されたくてされたくてたまらなかったと思う。認知厨は悪ではないし、当たり前の感情だとは思うけれど、そこまでのお金と時間を費やしていないわたしは、今のままでいーや、と思う。

いや、まあ、いーやと思えるのにも時間はかかったが、割愛。

 

そして、ラストスパートです、と言って始まった曲。

「○○がんばらなくてもええねんで」

これに、とても、とても感動して、涙がこぼれてしまった。

 

アイドルと話はずれてしまうけど、実生活の女は、自分が「頑張っている」と思っている。もちろんそれは彼女たちにとっては「頑張っている」んだろうけど、まわりは、そこまで彼女たちに頑張ってほしいなんて思っていないのが実情だと思う。頑張っているがゆえにイライラしたり愚痴を言う姿は、どのように声をかけていいのかわからないし、なにより「頑張っている」ことは悪ではないからだ。だから、周囲は困ってしまう。

 

わたしも、そんな「頑張っている」彼女たちのうちの一人になってしまっていた。こんな自分は駄目だなあ、と思っていながら止めることが出来ずにいた。

 

そんなときに、だいすきなアイドルに、がんばらなくてもええねんで、なんて歌ってしまわれたら。

ああ、がんばっちゃってたんだなあ、と思った。

 

この曲はヲタも「ええねんで」とかけ声を入れる。それすらも心に柔らかく響いた。自分でも「ええねんで」とかけ声を入れて、その言葉に泣けた。

この曲で思い出すのは、スマイレージが6人になったあとに行われたライブの練習風景だ。ハロプロタイムだったか、ステッキの使い方だったりを細かく注意されていた。メンバーがみんな必死に練習していたのを覚えている。

そんなメンバーが、あたりまえのように、わたしたちのまえで、ええねんでと言ってくれる。こんな幸せなことがありますか。

 

がんばっちゃってたんだなあ。

明日からもっとがんばろう。

素直にそう感じた。

 

アイドルにそこまでお金もかけていないし、熱量もないんだけど、やっぱりスマイレージが好きで、彼女たちの歌が好きで、ライブが好き。

そう思えるのは自分が仕事だったり人間関係に懸命になっているからで、毎日頑張っているからなんだと思う。ライブに行ってからは、以前よりも心穏やかに頑張れていると思う。人の話をやさしく聞けることができているし、丁寧にお仕事をすることができているし、身長も伸びて体重も減って嫌いだったほうれん草も食べれるようになった気がする。後半は嘘です。

 

ヲタクは誰かのためではなく自分のためにやっていること。そして、毎日を頑張って生きているからライブが楽しいと言うこと。改めてそう思えたことに、ヲタクは楽しいと思いました。