oneichanmemo

住む食う寝るに、見る書くヲタク

スマイレージ武道館

スマイレージ武道館に行ってきた。だいぶ日にちが空いてしまってから書くことになってしまったけれど、今思い起こしてもすごく素敵なライブだったなあ。

 

わたしがスマイレージに興味を持ったのは、もう何度か話してはいると思うけれど間違いなく勝田里奈さんが加入したからである。というか、4人時代はわたしはプラチナ期モーニング娘。の虜だったので、まったく興味がなかった。可愛い衣装をお召しになっていて、ああ可愛らしいな~という程度だった。

だけど、勝田里奈さんをオーデの映像で見て、えっこんなにかわいい子がエッグにいるの、と思った。まあ、諸事情により宮本佳林さんばかりを見ていたんだけど、スマイレージに入るなら勝田さんだなあと思っていた。

そして、完全に好きになったのは、「好きよ、純情反抗期」からである。遅い。遅咲きである。好きよで販促に行くようになって、ちょいカワというライブがとにかくとにかく楽しすぎて、そこからはスマイレージの虜になっていた。

だけれども、「もういい加減にさあ・・・」とこんな遅咲きの自分でも思うことがあった。それは、二期のことがすごくすごく好きなのに、二期がとても自虐なところだった。同時期にハロに入った(また、同年代でもある)娘メンと比べて比べられて、そう思ってしまうこともわかる。そして、4人時代に囚われているヲタクや、なによりもメンバーが4人時代に囚われすぎていたのは、本当に見ていてつらかった。

こんなにも今の、6人のスマイレージがすきなのに。

ヲタクにイライラすることは当然のように、そんなのはどこでもあるんだけど、メンバーがめそめそしているのは、なかなかもどかしい。

 

それが、去年の秋ツアー(スマイルチャージ)が決まってからくらいは、すごく良い雰囲気になっていた。ええかの販促だったかな、ヲタク友だちと帰り道に「すごく良い雰囲気だった!」「今をいろんな人に見てもらいたい!」と語ったこともあった。もちろんライブハウスツアーには思うことがあるんだろうけど、でもそれぞれの思いをぶつける場所があるってことが、すごくよかったんだと思う。

良い奴もすきだけど、ええかの疾走感がとてもすきだ。

夜道を全速力で駆け抜けるような若さと力強さを感じる。

 

そして、武道館が決まった時、ホールは? と思ったけれど、それはそれで、武道館がとても嬉しかった! グループの空気が上昇しているところに決まったからうれしかったんだと思う。このグループをたくさんの人に見てもらえることが本当にうれしかった。ていうか、他のアイドルグループがどんどん武道館をやるのが悔しかったということもあったんだな、と思います。

 

いざ武道館になった時、ほんとうに感動した! 月並みな言葉だけれども、ここまで続けてくれて本当によかったと思う。

なによりも感動したのが、ラストMCで勝田さんが「ホッとした」という言葉を口にしたことだと思う。その言葉をメンバーから欲しかったんだなーと実感した。ホッとしてもらえるんだ、ライブで、スマイレージで。

わたし、彼女の等身大だけれどもすごく品があって浅ましくなくて優しいところがとても大好きで、ラストMCはそんな彼女のやさしさがにじみ出ていた。彼女のやさしさは、人の感情を否定することはなく受け止めて「ああそうなんだあ」って認めてくれるようなやさしさで、現実のことは、「ああそっかあ」としてくれるんですよね。だからきっと、4人時代のヲタクがいることも、「ああそっかあ」と気付いてくれるし否定も反抗もしないし、その人たちの気持ちを考慮するっていう形はとらないにしても、そこに抗おうとしないでいる。でも、ちゃんと芯があるから、自分の意見もちゃあんと持っているし、それをそのまま伝えてくれる。

だからこそ、あの時の「ホッとした」は、本当に「ホッとした」っていうことなんだと思う。

小難しく考えるのがばかみたいですが、あの言葉で、本当に今まで応援してきてよかった、と思いました。

 

昨日、個別握手会に行ってきて、勝田さんに武道館で思ったことをしっかりと伝えてきた。やさしく聞いてくれたし、伝えたいことをちゃんと言葉にできたし、とても充実した時間だった。

 

まあ、ヲタクの偏見ばかりが混じっている内容になってしまいましたが、スマヲタのみなさんはもっと違うことを感じたと思います…だけど、すごく素敵だったなあ。これからも、応援したいなって、本当に思いました。

アイドルなんて、いつアイドル辞めたっておかしくないし、それくらいつらいこともたくさんあったと思うし、もっと単純に楽しい事って女の子ならいくらでもあるんだろうに、アイドルを選んでくれて、がんばってくれている。武道館に連れて行ってくれて、ほんとうにありがとうと心から感謝したライブでした。