oneichanmemo

住む食う寝るに、見る書くヲタク

アンジュルムのホールツアーに入って思ったこと

田村芽実さんの話をする。

名古屋公演に入る前、「ぜったい感動して泣く」と思ってたし、むしろ行きに二期の好きな先輩の動画を見て泣いてた。ここにたどり着くまでに本当に色んなことがあって、それが自分の頭の中を駆け巡っていた。名古屋と言えばわたしの中ではちょいカワの千秋楽。ここから彼女たちが大きくなるって、こんなに可愛くて楽しいライブをする彼女たちが成功しないはずがないって思ってた。そこからも諸々あって、ようやくホールツアーが始まった。泣かないわけがない。

でも、始まってしまえば、泣くってことより楽しすぎて、感動でおいおい泣くことはなかった。なにより、勝田さんがカラッとしていて、楽しそうにしていたから、それにつられてすごく楽しかった。なにより体力がいるセットリストだったので、つかれた~!たのしい~!って気持ちでいっぱいになった。

そして、大阪も楽しい~幸せだ~! ってひたすらに思ってた。だけど、夜公演の新日本のすすめで、めいみちゃんが歌い出すのを聴いて、突然ぼろぼろ泣いてしまった。

めいみちゃんって、わたしの中では、真面目すぎるほど真面目で、純朴で、夢が大きくて、だからこそこの何年かがものすごく苦しかったんじゃないかなって思ってて。なによりヲタクもめいみちゃんのポテンシャルがものすごいってことに気付いてて、だから現状に不満を持ってたなって思ってた。めいみヲタクに限らず、スマヲタやハロヲタ、勿体ないな、って思ってた人が多かったように思う。少なくともわたしはそうだった。夢や理想を持たない人より、それらを掲げてる人の方が、それらが叶わなかった時の苦しさは大きいなあって。めいみちゃんは真面目だけど、感情を隠すことがないから、尚苦しくなる時があった。

でも、新日本のすすめを歌い始めた時、めいみちゃんが本当に楽しそうで、歌声も素晴らしくて、その姿にいたく感動した。よかったねえ、よかったねえって、心底思った。
めいみちゃんは舞台やライブでのスキルが高いから、外部の舞台や、ハローに限らない活動をした方が彼女のためなんじゃないか、なんて思ったこともあったけど、全然そんなことなかった。この日々に無駄なことなんか何もなくて、その日その日を頑張っためいみちゃんがいたから、ここにたどり着けた。めいみちゃんがここに連れてきてくれたんだなあって。

アイドルの幸せってなんだ? って思うこともあるし、ヲタクの思いなんて、もしかしたら時にはアイドルの邪魔になるんじゃないかなって思うこともある。
でも、めいみちゃんの姿を見て、アイドルがどんなに心が折れそうになっても、素敵な未来が待ってるんだって、信じて応援することがヲタクに出来る唯一のことなんじゃないかなって感じた。アンジュルムは悔しいことも楽しいことも共有できるってメンバーが言ってて、もちろん共有できるけど、それでヲタクが拗ねてるのは良くないなって。そうだね、悔しいね、って同調することは決して悪いことではないけど、ヲタクは明るい未来があるんだ、その景色が待ってるんだって、思い続けることが大切なのかなあって。

今回のホールツアー、色んなことが二期に任されていて、二期ヲタクだからそう思ったんだろうけど、期と言うものをすごく感じさせる構成になっていた。すごく切なかった。六人の時は、期なんてライブ中はあんまり関係なかったのに。あやかのんが引っぱってくれてたのに。いつの間にか四人は立派なお姉さんになっていて、頼もしくて、それと同時にとても愛おしかった。そして切なかった。花音がいなくなってしまう。それでも、箱は続いていく。ちょいカワの時と同じ曲もやった。一年前、9人で初披露したエイエモもやった。なのに、何ひとつ同じことはなかった。どんどん魅力的になっていく。成功しないはずがないって思ってたし、今も思う。

まだまだ夢の途中で、これからもっと素敵なことが待ってる。次のホールツアーだってきっとある。そう思い続けて、わたしは明日からも彼女たちを応援したい。その夢が叶うとき、その一部でありたいと思う。そしてその時も、わたしはきっと喜びの涙を流すんだと思う。
明日もいいことあるように。