友人とディズニーランドに行ってきた。
午前中は生憎の雨だったけれど、雨だからこそ外を楽しみたいよね、と明るく楽しむことが出来て良かった。わたしは友人とディズニーランドに行くときにはだいたいカヌーに誘う。「えっ、カヌー?」とよく言われるけど、おおげさじゃなくカヌーがつまらないという人にはいまだ会ったことがない。割と雨だったけど、雨だからこそカヌーに乗りたいと提案した。非常に楽しかった。「なんで雨なのにカヌー乗ってんだよw」と言える友人がいてよかった。こういう風に思い出を作っていくことが、とても、楽しい。雨だからこそ、という気概をずっと持っていきたいと感じた。土曜日だというのになんだかとても空いていて、すごいね、ラッキーだね、と言い続けた。わたしはディズニーリゾートにおいてラッキーなことは自分からつかみに行くものだとも思っているので、この友人とだから楽しかったんだな、ラッキーの価値観があっていてよかったな、とも思った。あと、カヌーへの価値観があっていてよかった。
アイドルだったりディズニーだったり、無責任に「夢」と「希望」を語ってくれるものが好きだ。わたしは非常にひねくれている人間なので、近い人にこそ夢と希望を説いて来られると、困惑してしまう。夢と希望を自分の中に持つことが苦手な性分でここまで生きてきてしまったので、アツいことを言われると戸惑ってしまうし、逆にアツい人の近くにいると、「わたしがここにいていいのかなあ」と思ってしまう。嫌味でもなんでもなく「へえ、すごいっすね」というところに収まってしまう。
久々にワンマンズドリームを見た。ワンマンは、本当に、残酷なまでに夢と希望が詰まっている。とても良いショーだなと、見るたびに思う。スターになれる、顔が良ければ、なんてすごい歌詞だなと聴くたびに思うけど。このショーを見ると、夢とか希望を持っていいんだ、そうやって生きていいんだ、がんばることは間違ったことではないんだ、と肯定してもらえるような気持ちになれる。関係ないところから至極当たり前のことを言われると、思っていたよりも心に響く。ディズニーは大きく「愛」についても説いているんだけど、そこはまあ割愛。
待ち時間の間はほとんどハロプロの話をしていたけれど、ハロプロの話は永遠と出来るからすごいなあ。そして、こんな友人と出会えたこともハロプロがきっかけなのだから、ほんとうに、ヲタクってのは何が起こるかわからない。
晴れの日があるからそのうち雨も降るのだからして。そうやってこれからも何事も楽しんでいけたらいい、そう思った。
モーニング娘。 『I WISH』 (MV) - YouTube