oneichanmemo

住む食う寝るに、見る書くヲタク

【アプガ2】この曲セトリに来たら勝ち確楽曲

ニキのオタクしかわからないことしか書いてないけど、ニキのオタク以外にも読んでほしい。アップアップガールズ(2)には、素晴らしい楽曲ばかりだと言うことを知ってもらいたいので。

(かと言ってここに書いている曲は対バン、フェスでの披露があまりにもないし、単独でもやるかどうかわからん曲ばかりです)

 

・ハイライト


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MVも好きだけど、振付が特に大好きなのでこっちを貼る。

初披露からずっとずっと大好きな曲で、もうこれがセトリにあれば「まあ今日ハイライト聞けたオタクだからな」と強気で表参道を闊歩できる。スキスキ言いすぎて、音源化発表の時に推しメンから「音源化されてよかったね!ずっと言ってたもんね!」と言われた。8人体制最後のハイライト(川崎のリリイベ)を見逃したことだけが悔やまれる。仕事、許さない。

どこが好きかって言うと、とにかく世界観。オタクはすぐに世界観とか言うあやふやな言葉でそれっぽく言ってしまうけど、ハイライトの世界観は、どこか歪で、ふわふわしていて、それでいて歌詞を聞き込むとゾクっとしてしまう感じ。「どう生きるか」と言うのは「どう死ぬか」と言う終わりに繋がることだと思うんですが、それをニキちゃんと言う「今を全力で生きる職業=アイドル」が歌うことが、もう、たまらん。

そしてダンスの振付も初手がお化けポーズで始まるのも、とんでもなく可愛いからこそ怖くなる。振付も歌声もずっと可愛いのに、見え隠れする死生観の命題。アイドルにはずっと無自覚でいて欲しいけど、そのアイドルが懸命に生きることは、「今」と言う生命があるからこそ・・・

決して一生懸命バチバチかっこよく決めてる曲じゃないけど、その可愛くてかっこいい生き様こそ、わたしがアイドルにハマってしまった要素なんだよなあ。ステージで歌って踊るアイドルにも当たり前に現実があり、そしてオーディエンスのわたしたちにも、輝かしくはないかもしれないけど現実があるんだよなあって、心底思うので、わたしは、ハイライトが好き。あとシンプルにニキちゃんのツインタワーが大好きなので、一番歌い出しが高まりすぎて最高だった。長め尺ソロパート助かります。

こういう曲って定番曲になりにくいから、すぐやらなくなっちゃうのかな〜すごい良い曲だしソロパートいっぱいあるしずっとやってくれよ〜と思ったら単独で結構やり続けてくれたので、本当にニキちゃん大好き。あと推しメンがソロで歌ってくれたのも、本当に本当に大感動。人生って素晴らしい。永遠にセトリに入れてください。わたしも葬式で流しますので。

 

・ぱーれぇ〜


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コロナ禍になってから体力がガクンと落ちて、夜公演とかヘトヘトになってることも多々あるんですが、ぱーれぇ〜のイントロを聞くだけで、「わたしの生命は何度だって生き返る、そう何度でもよ、、、」と「俺がスリーポイント決めたらあの子どんな顔するんだろう」と言う三井寿とオタクが混ざり合う気持ちになる曲です。

取り急ぎフリコピしやすいのが助かる。イントロの「↑→ ↑← 俺だ〜俺だ〜」ももちろんそうだけど、この曲はハロプロ生まれフリコピ育ち、踊ってるやつらはだいたい友達、のオタクからしたらよだれが出ちゃうくらい全編フリコピ最高楽曲。フロアで一番楽しそうな奴ら誰?俺、俺、俺俺俺俺って感じ。

ハッピースとか二の足みたいに他ヲタを引き込む爆発力には欠けるかもしれないけど、ジャンピングが厳しい今はとにかくフリコピに吹っ切るのが良いと思ってるし、ジャン禁解除されても永遠にやってほしい。メロディも踊ってるアイドルも踊ってるオタクもみんな可愛いので。フォーエバー、ぱりらった たりすま りっすんとぅーらい・・・

 

・セメテセメテ


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アイドルの曲ってのは結局ソロパートが多いかどうかなんよ、と思っているわたしだけど、ほとんどユニゾンなのにこの曲はそれをぶち壊す「高まり」がある。この曲については最初からこんなに愛があったわけじゃないけど、ライブで聞くたびに「この曲ってもしかしてすごい良いんじゃない?」となり、今では「なんでセメテセメテやらんの?ライブ終盤の勝負曲ラッシュに入れてもいいんじゃね?」となっている。ワッチャウ二の足ライライライBLTの中にぶち込んでいいと思います。もしくはまだまだ後半戦いくよ〜!のところとか。対バンじゃできないことを単独でやろう。

何よりもこの曲、大サビでまーちゃんの後ろからゆりあが出てきた時に「で、で、でてきた〜ッ!!」て高まる。別におちょくってるとかじゃなくて、「おい!!!ころぷりが出てきたぞ!!!」って号外出したくなる感じ。初披露くらいの時は「なんかわからんけど可愛い小さい子が出てきたぞ、、、」と思ってたけど。だけどまーちゃんが卒業してしまった今、もう後ろから出てくるゆりあは、見れない・・・。

 

雨に唄えば


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当然雨の日もだけど、晴れの日にだって聞きたいよ。雨に唄えばって言ったらSingin' in the Rainですけど、雨っていう人間が社会的生活を営む際に疎まれがちな要素を、鬱屈された世界からの解放として歌うってのが最高で、ニキちゃんのこの曲にもそのリスペクトがあって本当に良い。

ライブになるとみんなが全力で歌って踊るのがまた良い。どっちかっていうとオタクが踊ったりコールしたりジャンプしたりみたいなお客様自身のパフォーマンスはないので、まあオタクがやることはないんですが(そもそもオタクのパフォーマンスがどうってのは今回は略します)、そんなことを差し引いてもメンバーの全力感と疾走感が最高の高まりを呼んでくれる。ライブハウスで聞くのも、野外で聞くのもどちらも良いので、いつか日比谷単独公演でやってほしいです。あと、この曲は本当に新倉くんのダンスと表情がめちゃくちゃ良いです。雨の日だって晴れの日だって、最低の日常だって、アプガ2が大好き、とキモ激重オタクムーブをカマせます。

 

・フユトテトテ


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夏の「2学期サマーッ!!」冬の「フユトテトテ」と決まっているはずなんだけど、別に冬のマスト曲になってない感じが解せぬ。もっと増やしてくれていいし、だいたい今の日本は春夏秋冬ではなくほぼ夏夏冬冬みたいなものなんだから1年の半分はフユトテトテやってくれて良くね?だけど、季節曲ってレアだからこそ、みたいな高まりもあるので難しい。

この曲はソロパートづくしなのもいいんだけど、非歌唱メンたちのダンスもめちゃくちゃ可愛いので良い、フリコピもしやすいけど、どちらかと言うとダンスしている子たちを目で楽しむ(気持ち悪い言い回し)のが楽しい。視覚的に満たされるものが大きいけど、曲も歌詞も本当に可愛いから聴覚的にも満足度がものすごく高い。ニキちゃんの魅力って妹グループだからこそ自由度の高さにあると思っていて、可愛さに振り切ったこの辺りの曲たちをやってくれると嬉しいです。しかしながら、まーちゃんがいないこの曲のパフォーマンスを、わたしが受け入れられるのか、それだけが心配。オタクのメンタルなんて些事ですし、それを超えてくれるのがアイドルですが。。

 

・初恋Ding Dong


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もう最近めっきりやらなくなってしまったけど、「ずっとずっと前から〜君のこと好きでした〜なんて〜伝えたら〜君はどんな顔をするの〜」なんて、イッツアジャパニーズアイドル!!ドストライクの歌詞、俺はこの曲を聞きたいからアイドルのオタクをやってんだよ!!!と可愛すぎてキレたくなるので、もっとやってほしい。

これもフリコピが捗るのでとても良い。あと推しメンの話をするけど、可愛いダンスをする推しメンが本当に可愛いので、永遠に見ていたい。初恋Ding Dongやってくれるなら、全公演上手にいたい。書いていたら本当に初恋Ding Dong見たくなってきた。即刻セトリに入れてください。あと、そろそろスクールポーカーライフもお願いします。スクポを嫌いなオタクなんて一人もいません。

 

・Overture(2)


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いや、変えたのに前のOverture持ってくるなよって思われることは2億%承知なんですが、やはりこればっかりは、、このOvertureだけは、、変えないで欲しかったッ。

オタクって推しメンの名前を叫びたいし、推しメンの名前で手を挙げたいし、何よりこのイントロ(Overtureのイントロとは?)の「ーーーーッ」の呼吸音(Overtureの呼吸音とは?)がオタクたちの心のスイッチを入れてきたことは間違いないと思う。今のOvertureも好きだけど、Overture(2)のみんなの名前が呼ばれた後にみんながステージに上がってくるのを見て、オタクもまたアガっていた。。。

なんか数年前の単独の、2部の「かっこいいセトリ」の時だけこのOverture(2)が使われたと思うんだけど、本当にナイス判断だったなと思う。もう現場で聞けないかもしれないけど、このOverture(2)を愛していたよ。

だからわたしはBEYOOOOONDSが大好きです

武道館公演やります、と発表された日に、自分は「とうとう来たか」と思った。それは決して予定調和の武道館という意味ではなくて、そりゃビヨーンズならやるよね、という確信があったから。

だけど、「そりゃやるよね」という気持ちとは裏腹に実感は全くなかった。気が付いたら当日で、一緒にリリイベに通ったオタクたちの顔を見て「やばいね?!」と言い合ってようやく実感を得た。

 


公演中は、なんだかメンバーもフワフワしているように見えて、なんだけど夢羽がビシッとパートを決めてくれてハッとした。ユニットメドレーは流石にリリイベの頃を思い出してみんなの成長に感動した。人生で何回見たか覚えてないくらいなのに、何回見ても楽しい眼鏡の男の子。フレフレでみんなが幸せそうに笑っていて、涙が溢れた。

 

 

 

かつて百田夏菜子が示した「みんなを笑顔にする分野で天下を取りたい」という答えに匹敵するほどのアイドルとしてのそれを出してくれたのが、昨日の西田の「いつだって応援するアイドルでいたい」という言葉だったなーと思った。

 


アイドルとオタクはいつだって御恩と奉公、オタクがアイドルを応援させてもらってる、だと思っていたけど、ビヨーンズっていつでもまっすぐオタクを応援してくれるんだよな。イロモノ要素が強いとしてもそのコンセプトがズレることって最初からなかったと思う。だいたい眼鏡の男の子だって、夢羽を応援するいっちゃん、西田がいる。誰のことも置き去りにしない世界が最初からあったのよね。それを配役と呼ぶのかもしれないけど、それこそいつだって誰もが主役で誰もが助っ人だ。

 


ビヨーンズが示す、応援することの本質は「肯定」にあると思う。

 


人間は誰だって独りで、隣人のすべてを理解することはできない。だけど、人間が誰だって「ひとり」という特別な存在。それを忘れてしまうくらいに悲しいことやつらいことがあるなら、その気持ちに寄り添ってくれる。そして、「ひとり」であるわたしを肯定してくれる。だから、幸せで、こんなに身に余るような温かさがあるのかよって、泣いちゃうんだよね。

 


ほのぴが言った「やさしい世界」はそういうことで、もし隣人と分かり合えなくたって、その人もたったひとりであることをずっと言葉にしてくれる。楽曲やパフォーマンスだけじゃなくて、それは普段の彼女たちの言動がそう。お互いを「かわいい!」「かっこいい!」と肯定し合って、常にリスペクトしてる。かと言って仲良しごっこじゃなくてきちんと認めているからこそのアツいライバル関係がある。

 


ずっとずっと応援してた人が、今もアイドルを選んでくれてること。弛まぬ努力を続けてくれること。そして、なによりも応援し始めた頃からずっと変わらず素敵な女の子でいてくれること。

 


芦田愛菜さんが言っていた「信じること」の話があるけれど。

結局は、隣人だってアイドルだって、他者なんだから、自分の想像通りなんてことはありえない。だけど、わたしたちは、わたしたちがかけがえのない「ひとり」であることを教えてもらったから、これからも多分平気なんじゃないかな。本当にビヨーンズが、一岡伶奈さんがだいすきです。

アプガ2のZeppTokyoに向けて

 

 

 

自分語りスマソ、、、になるんだけども、わたしは昔から自分の顔が嫌いだ。顔にコンプレックスのあることなんて、さして珍しいことでもないかもしれないけど、自我が芽生えた頃から自分がブスであることを自覚していて、わりといい年齢になってもそれは続いていた。顔が嫌いというのがどういうことかと言うと、どんなにたくさん楽しいことがあった日も、ふと「それでも今日の自分もブスなんだな」と思い、惨めになってしまうということだ。楽しいお酒の帰り道、それを思い出すと、絶望してしまう。今更ブスであることに新鮮に傷付くことなんかはないんだけど、それでも、深く、重く、落ちていってしまう。自分の好みの顔じゃない、とかではなくて、よくこんな顔で社会で生きてるよな、とすら思う。


その反動なのかはわからないけど、可愛い子が好きで、特にアイドルはお顔に性格が反映するので、見ているのが好きだった。とてもシンプルな話だけど、かわいくてかっこいい人たちが歌って踊るのが好き。ひたすらにその気持ちだった。

 


正直なところ、森永新菜ちゃんというアイドルに対して、最初から「この子絶対推す!!!」という強い気持ちだったわけではない。アプガ2に初めて行った時は寒空の下のリリイベで、その日はまだ中沖さんがいる頃で、その日がとても楽しかったものだから、そのあとの赤坂のライブに行くことにした。新メンバーオーディションもちゃんと情報を追っていたわけではなくて、「この子たちなんだ〜」くらいに思っていた。なんだけど、その赤坂がとんでもなく楽しかったものだから、これからもこの子たちのライブを見ていたいなと、足を運ぶことにしていた。


そんなスタートだったので、本当に勝手な話だけど、アプガ2の3期メンバーのことを勝手に「同期」みたいな感覚で近くに感じていた。推しが定まっていたわけではなくて、でも、森永新菜ちゃんかわいいなあと、アプガ2だったらこの子かなあと、そんな気持ちでSHOWROOMやライブを観ていた。


そうしたら、新菜ちゃんのめちゃくちゃ努力家なところ、なんだけど必死とかではなくて、努力が当たり前になってるところ、そんなところがすごく好きになっていた。つらい、悲しい、ぴえん、みたいな感じのマインドじゃなくて、「やるかやらないかで言ったら、やる方がいいんだから、やるべきでしょ」みたいな真面目なところ。だけど重すぎないでわたしたちに伝えてくれるところ。

本人は覚えてないだろうけど、SHOWROOMでサラッと「友だちがビジュアル磨いてるアイドル推せるって言ってたからがんばるんだよね」みたいに言ってたこと、わたしはその姿勢に救われてしまった。

 


新奈ちゃんを好きになってから、自分が少し前向きになれたと思う。いついつも、新菜ちゃんが当たり前にがんばってくれているから。だからわたしも、当たり前に、当たり前の努力をしようって思えた。

こんなことばかりを言ってると、新菜ちゃんが努力をしなくなったら好きでなくなってしまうのか?って重荷になってしまうのでは、と考えたこともあるんだけど、一度それを話したら「ウチらWin Winの関係だって勝手に思ってるよ!」って言ってくれたこと、本当に嬉しかった、、、

 


新菜ちゃんを好きになってから、毎日がすごく楽しくなった。やっぱり自分の顔が嫌いということからは逃げられないんだけど、それでも化粧で盛れた日には「今日はいつもよりよいかもしれない」とか、そういう風に思えることも増えた。他の人からしてみれば些細なことかもしれないけど、仕事で少しチャレンジしてみようとか、他の人に優しくなれるようにがんばろうとか、そういう心を持てるようになった。アプガ2のライブはいつも楽しいし、楽曲もすごくよいし、メンバーもすごく良い子ばかり。そういう場所に参加できることが、確実に日々のパワーになってる。


一度、こんな思いを手紙にして渡したことがあるんだけど、そのあと、何かの特典でもらったメッセージに「一緒にたくさん可愛くなろ!」って書いてくれた。そのこと、たぶん一生忘れないし、ありがとうって心底思った。

 


千夏の笑顔と潔いかっこよさ。まーちゃんの柔らかさと凜とした佇まい。かじぃのまわりをリスペクトしながら大切にしているものを持ち続けるところが大好き。初期メンバーの3人が大好きすぎて、出会えてヨカッタって何回も思う。

ほーちゃんは本能的に見えてクレバーな思考が垣間見えるパフォーマンス、ちーこちゃんは努力と才能のサラブレッド。そんなほーちーは最強のふたりだし、そんな天才がいるグループを見れて本当に贅沢だなって感じる。

ゆりゆりは近くで見ても遠くで見てもオモロかわいくて、だけど信念を貫くかっこよさに助けられたことがたくさんある。あみちゃんの、メンバーのこともファンのことももみんな大切にしてる姿には、自分も優しくなれるようにがんばろうってエネルギーをもらってきた。新菜ちゃん含めて三期メンが本当に大好きで、わたしも懸命にがんばろうってパワーをもらってばかりです。


最近新菜ちゃんの歌割りが増えてきて、その一つひとつを丁寧に歌う姿が本当に好きで。なんで好きなのかって、その歌割りを喜んでくれるオタクがいるってわかってくれてるから。その気持ちをこめて、歌ってくれてるのがちゃんと伝わるから。そんなところを、もっとたくさんの人に見てもらいたいなあと、そんなことを、当たり前に思います。

ゼップ公演が本当に楽しみです。

「いっちゃんとまったり山手線ゲーム」参加レポ

オタクをやっていると、聞いたこともない会場にいくために電車を調べたり、内容もわからないCDを買ったり、やたらと列に並んだり、まァ一般の人からすれば「なんで??」なことによく遭遇する。そういうとき、オタクだってもちろん「なんで?」とは思うけど、その0.2秒後には「オモロ」と言ってその祭りに参加している。つまりは、オタクは主体的にオタクでいられる場所で気持ちが昂るように出来ている。

 

※※

 

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BEYOOOOONDSは、初回限定版に封入された券で参加できるBEYOOOOONDSの部屋なるイベントがある。握手会のように個人ブースが作られ、メンバーによる個性的な交流イベントが開かれている。その中で、今回の推しメンのイベントは「いっちゃんとまったり山手線ゲーム」だった。事前情報はこれのみだった。

「対象の路線は?」「ルールは?」「ゲームのあと何か貰えるの?」など、まっっったく何も明かされておらず、上記のみの情報だった。ひとまず、山手線の駅名だけ軽く頭に入れて会場に向かった。

BEYOOOOONDSの部屋は、場合によっては人数制限で抽選になることがある。そのため、推しメン以外の子の列に先に並んでいた。一途じゃなくてごめんな、と思いながら、知り合いのオタクには「お前のレーンここ?」みたいな目で見られたりした。すいやせん、へへへ、、、と意味なく言い訳じみた気持ちで開始時間を待っていると、推しメンの列でスタッフの声が聞こえた。遠目から、内容を聞き取る。

 

「えー、一岡レーンの内容ですが、事前にルール説明がまったくされておりません!そのため!今からルールを説明します!!!」

えっ

「今日はここに書いてある路線の中で山手線線ゲームをしてもらいます!どれになるかは一岡がクジを引きます!」

えっ

「そして、お客様が買ったら記念品をお渡しします!!」

えっえっえっ

 

そこで路線図の書いたボードを掲げていたが、わたしの目線からはよく見えなかった。路線を読み上げていたが、上手く聞き取れなかった。スタッフは続けて「今のうちに心の準備をしてください!!」と言った。いや、あんた、エッ

 

ここで、オタクは、

生命の躍動を感じてしまったのである。

 

1600円ほどのCDを買って駅名をその場で覚えさせられて推しメンと山手線ゲームをする、こんな意味不明なことが日常であるか???

いや、ない。

 

一岡レーンに並んでから、知らない人に話しかけて対象沿線を教えてもらった。リストの沿線は、都営大江戸線、山手線、中央線、有楽町線だった。山手線しか覚えてきてない。笑いがこみ上げた。有楽町線はマジでわかんねえよ!!!笑

他のメンバーの列に並んでいる人たちは、これからアイドルに会えるワクワクでいっぱいのようだった。一岡レーンはみんなスマートフォンで駅名を覚えていた。面構えが違う。イベントタイトルは「いっちゃんとまったり山手線ゲーム」だが、全くまったりしていない。だんだん近付いてくるブースから聞こえる手拍子も、全然まったりではない。笑った。

 

ブースに入って、初手推しメンに「ぜったいわかんないよ、、」と弱音を吐いたら、「大丈夫ですよ、わたしもさっき出てこなかったし」と励ましてくれた。推しメンは天使。そして、引いてくれたクジは、わたしがめちゃくちゃ予習してきた山手線だった。あれだけ緊張して即覚えた有楽町線の努力よ。

努力の甲斐あって、山手線はかなりすらすらと言えた。そして、10回続くと勝ち扱いにしてくれるらしく、わたしは無事に記念品のポストカードを手に入れた。推しメンも「おめでとうございます!」とお祝いしてくれた。嬉しかった。

 

 

※※

 

こんなオモロくて楽しいこと、普通の日常で味わうことなんかないと思うんだよな。次は何の路線なんだろうな。北陸新幹線の停止駅が来るような気がしてます。何かわからないことに備える感じ、ワクワクしてたまりません。初回限定版参加券、もっと買っておけばヨカッタ。わたしはこれからもお金を払って意味不明なイベントに参加したいです。少し嘘です。

 

 

 

 

アプガ2楽曲紹介〜2021に絶対アプガ2をZeppTokyoで見たい〜 #でっ8

ずっとずっと彼女たちが言ってきた「今年こそはZeppでライブをやる」という言葉。今年こそは、彼女たちが大きいハコでやるライブが見たいゾ〜という気持ちと、「そもそもアプガ2のライブって最高だからもっと多くの人に見てもらいたいな〜」というお気持ちの表明。

まず、アプガ2って、楽曲が最高なんすよ、、アオハル1stという最高のアルバム以降の比較的新しい楽曲をまとめました。(公式にたくさん動画が上がってるけど、多すぎる故に布教のとき困るよね、、布教用に使ってください)

 

世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん

 


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大森靖子さんが提供してくださった両Aメンシングル。大森さんは常々「カワイイはカッコイイよりもカッコイイ」と仰ってると記憶しているのですが、正しくこの2曲はそんなアプガ2の「カワイイはカッコイイ」を表現していると思います。世界で〜は歌詞の可愛さにときめきながら、この瞬間の輝きにすべてを懸ける女の子の強さにドキッとするし、してるもんは大森さんらしい目が覚めるような可愛くてズルいスパイスがふんだんに盛り込まれております。なにより、この2曲はソロパートが多い!!!ぜひMVを見てお気に入りの子を見付けてほしいな〜もちろん全員可愛くて悩んでしまいますが!!


どのみちハッピー!/雨に唄えば/愛について考えるよ/エンドロール

2020年10月リリースシングル。盛りだくさんのクワトロシングルなんですが、これはマジでマジで全部イイキョク!!!なので1曲ずつ語らせてください、、長いけど最後まで読んでほしい、、、

どのみちハッピー!


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メンバーの鍛冶島彩さんが作曲された作品。メンバーが作品に携わることの素晴らしさも語りたいポイントではありますが、それよりも単純に楽曲がいい!!スカ調の明るいサウンドで、バックの管楽器がすごく良いんです。歌詞は山崎あおいさんで、どんな人にも響く応援歌になっていると思います。個人的にはライブの1曲目でもいいしオーラスでもいい、みんなが幸せになれる素敵な曲だな〜と浸ってしまったり、、振付もサイコーなのでライブで盛り上がりましょう!

 

雨に唄えば


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わたしがこのクワトロシングルの中で一番好きな楽曲です。静かな雨音のイントロから始まって、激しいダンス。何より、メンバーがみんな楽しそうなお顔をしているのがもうたまらないんです。女の子が持つ特有の爆発力、そのエネルギーがカミヤサキさんの振り付けで巧みに表現されていると感じます。昨日に戻ることも出来ないし、明日にいきなり進むことも出来ないけど、でも、もがきつつも今を受け止める素晴らしさって、アイドル楽曲ならではなんだよなあ。

 

愛について考えるよ


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児玉雨子さまとmichitomoさまのアプガ2王道コンビ楽曲。この二人が今のアプガ2にこの可愛いどストレートの楽曲を与えると言うのが、もうそれだけで語れるポイントなんですが、、、アプガ2ってやっぱりアプガ仮さんの妹グループなので、比較されて当たり前なんですが、妹ならではの軽やかさってあると思うんですよね。カッコつけたり、とびきり甘えてみたり、そういった「強かさな可愛さ」が妹グループの強みだとわたしは考えています。多彩な楽曲に溢れたアプガ2楽曲なんですが、こんな中でストレートにピュアな可愛さで勝負もできますよ、と出してきて、うーん、アプガ2ってサイキョーでは??

あと、これはもう癖の話ですが、金髪おさげ白ベスト制服って、反則じゃないですか?!!!!!!推しメンのスタイリングの天才さにキレそうになりました!!!!!!!!!!!!!!

 

エンドロール


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これはコロナ禍で卒業式をちゃんと迎えることができなかった、卒業間際の思い出がなくなってしまった学生さんたちへ送る楽曲です。この時代だからこそ生まれた曲ですが、そんな意味を持たずしても、素晴らしい曲で、、、ブルースカイブルースでも楽曲提供されたからっぽペペロンチーノさんの作品です。わたし個人の話にはなりますが、いわゆる「エモめ」の曲は苦手意識があり、、、しかしそんなエモさもエネルギーに変えてしまって、きらきらした希望に変換にしてくれて、やっぱり「今」「現在」が素晴らしいと、その瞬間の愛おしさを持ったまま、未来に繋げてくれるアイドルはすごい存在だなと実感します。わたしは、エンドロールの、中川千尋さんが大好きです、、、

MVはあえてほーちー友情バージョンを貼りました。皆さんがほーちーの沼にはまりますように、、、

 

☆番外編

両思いの♡しるし


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最近よく披露してくれる楽曲。音源はかかって来なさいの円盤に収録されています。とにかく可愛いのオンパレードで、冒頭の佐々木ほのかさんと島崎友莉亜さんの笑顔に転がっているうちに「もしかして、、全員可愛い??」と動揺しているうちに脳みそが溶けている恐れがある、非常に危険な楽曲です。現在のライブは声出しNGなので大声は出せませんが、きっとオタクさんの心の中では「ヤッター!!!!」と絶叫しています、、みんな、生きてまたライブで会おうな、、、

 

強がりライライライ/セメテセメテ/ぱーれぇ~/ガラスの純情

※ここまで怒涛に語ってしまったので、ボリュームの関係もあり少しずつ、、

強がりライライライ


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公式Youtubeのタイトルにもある通り、2021年の勝負曲。サクライケンタさんより提供された楽曲です。勝負曲というと、Be lonely togetherという強強楽曲を思ってしまいますが、それともまた違うオトナらしさを引き出してくれた楽曲。とても難曲だと思いますが、この8人だからこそのかっこよさが溢れたパフォーマンスを見ていると、やっぱり大きい会場で見たいなあ、と感じます。

 

セメテセメテ


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MVが天才的に可愛い、、!!ももすももすさんの提供曲なんですが、こんなオシャレな楽曲をアプガ2でやっちゃう?!?!みたいな衝撃的な作品でした。ビジュアル面の話になってしまうんですが、アプガ2の良さって、とても良い意味でビジュアルが揃っていないことだと思うんですよね。もちろん「これがこのグループらしさ!」みたいな揃い方もすごくコンセプトに沿っていて素敵だと思うんですが、アプガ2は良い意味で個性的。その「揃っていなさ」がこの楽曲を、MVをより素敵にしているのかな、なんて思います。ライブもかっこいいんだな〜。

 

ガラスの純情


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ライブハウスで「きもちよすぎる〜!!!」てぶっとんじゃうくらい音が良いです。音源とはまた違う良さがあるので、本当にライブでぜひ見てくれ、、そう思う曲なので、ずっとライブでやってほしいけど、オタクの勘なんですが、レア曲になっちゃうのかななんて気もしてる、、、他の楽曲たちに比べて派手さがある曲ではないんですが、コロナ禍の着席声出しNGだからこそ映えると思ってるのでじゃんじゃんやってほしい、、

 

ぱーれぇ〜


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本シングルの中で一番好きな曲です。可愛さの中に、なんでかわからないけど切なさがあって、なんだけど楽しくて。あと少し続いたらいいなあっていう、でもいつか終わっちゃうんだよなあっていう気持ちになるからかもしれません。だけど、そういう楽しさもひっくるめてライブだと思うし、今の8人を大切に思いたいなあ、大切だなあとしみじみしてしまう、、、イントロの振りコピはメンバー推奨なので、ぜひみんなで覚えて踊りましょう〜同じオタクなら踊らにゃソンソンなので!!

 

☆番外編

リスペクトトーキョー


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大きな変化があったアプガ仮姉さんのスピリットを継承したカバー曲。うちらにはほーちーがいるんだからサイキョーなんだからね〜〜!!!!

 

とても長いブログになってしまいましたが、アプガ2のライブの良さは「わかりやすさ」と「楽しさ」だと思ってます。楽曲が本当に良いのもあるんだけど、とにかく楽しいので是非是非ライブに行っていただけたら、とただのオタクがこっそりと願っております、、対バンで出会った皆様も何卒よろしくお願いいたします、、

絶対ZeppTokyoにいこうな!!!!!!!!

金澤朋子のVividMidnightはいいぞ

ラジオが好きです。ありきたりな言葉ですが、私にだけ語りかけてくれるような、密な関係を感じられるメディアだからです。何かを上げすぎることも下げすぎることもなく、ただ本音を教えてくれる時間。小学生くらいからラジオを聞いていますが、つかず離れず、ずーーーーっとわたしの傍にいてくれています。

そういったメディアだからこそ、アイドルのラジオはすごく難しいと感じるときがあります。なぜなら、あまりにも緩すぎることがあるから。良くも悪くも「ファンだから聞く」という気持ちが湧き上がることがあります。

わたしは、アイドルのラジオはそれでいいと思ってます。そのアイドルがやりたいようにやって、ファンの人が喜ぶ。それは他のマスメディア(テレビなど)では出来ないことだし。なので、わたしが普段アイドルラジオを誰かに勧めることはありません。好きな人が聞けばそれでいいので。

しかしながら、わたしは敢えて色んな人に勧めたい。それがFM NACK5金澤朋子のVividMidnight」です。

 

金澤朋子のVividMidnight(通称ビビナイ)は、アイドルグループJuice=Juiceのリーダー金澤朋子さんと、アイドルグループBEYOOOOONDSのメンバー二人(2週ごとにメンバーが替わります)で放送されているラジオ番組です。金澤さんがトークを主導し、BEYOOOOONDSのメンバーが話をつなげていくスタイルです。Juice=JuiceとBEYOOOOONDSはハロー!プロジェクトというアイドル軍団のグループであり、Juice=Juiceはお姉さん側にあたります。

構成はふつおたコーナー、ミニ創作劇、クイズなど、よくあるアイドルラジオだと思うんですが、何がすごいって金澤朋子さんがすごい。

 

金澤朋子さん。ラジオにおける距離感の取り方がすごく上手いんです。リスナーに近すぎず離れない。構成上、金澤さんがビヨーンズのメンバーに質問することが多いのですが、ファンの聞きたいことを心得た話の引き出し方が、めちゃくちゃ上手い。それでいて、アイドル側の素直な気持ちを彼女の言葉で発信してくれる。聞き手(ファン)でもあり話し手(アイドル)でもあるハイブリッドパーソナリティなのです。

 

そしてこれはハロー!プロジェクトのファンなら誰しもが知ることでありますが、金澤さんはとにかく声がいい。滑舌が良いというのもそうなんですが、声質がいいんですよね。とても上品で、どこか色っぽいような雰囲気があります。しかしながら、話し方は気取らず、あっけらかんとした空気。そんな彼女から語られるコンサートの裏側やふとした日常の話。ついつい聞き入ってしまいます。

 

後輩のビヨーンズメンバーへの話しかけ方も、すごく温かみがあって素敵です。ビヨーンズは個性豊かなメンバーが多く、わりと突飛な話をすることもあるのですが、否定ではない優しいツッコミと共感力の高い相槌で話を広げていくさまは「さすがJuice2代目リーダー!」と思わざるを得ません。そんな懐の深さに安心して、ビヨーンズのメンバーものびのびとトークを展開することが出来るんだな〜と感じます。アイドルトークは、時に個性を過度なイジりで笑いに転換する方面に持って行きがちですが(またそれに付随して自分下げのネガティブトークが発生しがち)、ビビナイではそういったことがないのも特徴かなと思います。終始柔らかい雰囲気で進行されていくので、非常に安心感を持って聞くことが出来ます。

 

昨今のコロナ禍の影響で、映像配信の機会がとても増えたように感じます。もともとハロプロYouTubeでの展開が活発でしたが、あまりにも映像配信が多いと「情報過多すぎる!どれから見たらいいかわからない!」と贅沢ですが時間の使いどころに悩んでしまうこともあるかと思います。

ラジオの良いところは、radikoのおかげで、いつでもどこでも、また、何かをしながら聞けること。radikoのタイムフリー機能や、もちろんリアルタイムでも、ビビナイを聞いてみていただければ、きっと金澤朋子さんの素晴らしさがわかることと思います。ぜひ、お時間がありましたら金澤朋子のVividMidnightで、金澤さんとビヨーンズの魅力に触れていただけると嬉しいです。

 

 

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NACK5さん!!!ステッカーありがとうございます!!!!!!!!!!!

 

以上、感謝の気持ちをこめたブログでした。

 

アラビヨーンズナイト初日

ネタバレあります。

 

 

 

その瞬間は突然で。

「珍しく舞台上にスクリーンがあるな〜」と思ってはいた。劇中の序盤に、かなり目まぐるしいメドレーのような組曲があって、その時だった。「次はヌレンナハール姫と空飛ぶ絨毯」との言葉で、スクリーンに一岡さんが現れたのだ。それは空飛ぶ絨毯に乗るヌレンナハール姫の姿で、最初は映像演出かと思ったけどそうではなくて、透けたスクリーンの向こう側に一岡さんがいた。そして、彼女は絨毯に乗って、ソロを歌い出す。

 

その姿を見て、わたしは2016年の横浜でのこぶつばアネックスを思い出した。その会場は3D眼鏡を使わなくてもその演出を体験できることが謳い文句で(今はライブハウスになったらしい)、まだ研修生だった一岡さんはアシスタントとして参加していた。そのイベントは終盤にライブコーナーがあったのだけど、そこで他の子はソロパートがあったけど、一岡さんだけはソロがなかった。だって、アシスタントだし。わたしはその当たり前の事実にひどく打ちのめされたのだった。あの頃のつばきはまだメジャーデビューしていなくて、でも、ユニットに選ばれると、こんなにも待遇に差が出るんだ、と痛感した。

 

新宿の全労済ホール、思えば、一岡さんはとにかく全労済ホールの舞台の帯同研修生にいたような気がする。ジェケニンで教師役をしていたことを思い出した。去年はそのこぶしファクトリーとビヨーンズで一緒に舞台をやった。そして、今日は、一岡さんのグループで、最高の仲間と、ビヨーンズのファンが見ている前で、まるで3Dのような舞台演出で堂々とソロを歌っている。

 

今までの思い出が、走馬灯のように頭を駆け巡った。死の直前かと思った。あまりこの言葉は使いたくないが、一岡さんの努力や今までや現在が、その努力が、歌声が、尊すぎて、死ぬかと思った。

 

一岡さんは、決して歌がすごく上手いと評されているわけじゃないと思う。台詞だって苦手だった。本人もものすごく自信があるわけではないと思う。なんだけど、その歩みは決して早くはないんだろうけど、でもずっと前に進み続けていて、今日という日を迎えて、、

 

いっちゃんを応援してきてよかった。

 

何回も思ってきたことだけど、今日は心底思った。苦手なことにもひたすら向き合ってくれて、努力してくれて、ここまで連れてきてくれて、ありがとう。あの日、勝手に悔しくなっていたわたしの気持ちを救ってくれてありがとう。いっちゃんを好きになってから、いつだって人生が楽しくて、その存在が大好きで、勇気やパワーをもらっています。

 

 

アラビヨーンズナイト、千秋楽まで、怪我なく素敵な、永遠に終わらない物語を紡ぐことが出来ますように。